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100回目のブラタモリは宮崎へ。

 

今回は日南海岸沿いのポピュラーなコースでしたが、

いつもどおり、はじめて聞く地形用語が出てきました^^;

 

鵜戸神宮の地形を構成する

「ノジュール」

 

800万年前、クラゲなどの生物の死骸からできた、

砂岩の中の石灰成分の塊のことだそうです。

 

現在では、「コンクリーション」

と呼ぶのが一般的とのことです。

 

ブラタモリ宮崎編。鵜戸神宮はどんなところ?

鵜戸神宮は、神武天皇の父親が産まれた場所として、

安産祈願の信仰があります。

 

昭和37年、天皇皇后両陛下が

皇太子時代に参拝したことで、新婚旅行ブームに。

 

ピーク時は37万組の新婚カップルが訪れ、

境内の階段が擦り切れてしまうほどだったとか。

 

昔から、日本人は流行に敏感だったみたいです^^;

 

ブラタモリ宮崎編。ノジュールがあるとどうなる?

 

ブラタモリで鵜戸神宮の本宮に入ったときのこと。

 

周囲は「砂岩」にも関わらず、

石灰分の強い「お乳水」があるのはなぜ?

という話題に。

 

実は、砂岩の中に石灰の塊(ノジュール)があって、

染み出してきているんだよ、という話でした。

 

鵜戸神宮の紹介の切り口として、

地質をもってくるのが

ブラタモリらしいですね。

 

観光案内にも書いてなさそうです^^;

 

ブラタモリ宮崎編。ノジュールの生成過程は?

 

通常の石灰石はサンゴ礁に由来しますが、

鵜戸神宮のノジュール(コンクリーション)は、

 

クラゲなどの生物の死骸が砂岩に埋まる

⇒中で石灰化、凝結

 

で出来たものなんだそうです。

 

化石の話でもちょくちょく出てきて、

鉄腕ダッシュで化石を掘るときにも言ってました。

 

ちなみに日本語だと「団塊」。

分かりやすいような、分かりにくいような?

 

 

タモリさんは実物を見て

「あ~、なんだっけ~」

といってましたが、どこで知ったんでしょう?

 

2年くらい前に、

「わずか数週間で化石が形成される」

という論文が出ていたので、そこかもしれません。

(従来の化石形成速度の概念を覆す! – 名古屋大学博物館)

 

「50代からの旅の暮らし発見マガジン」の名前が

「ノジュール」でしたが、そこだったりして(笑)

 

ブラタモリ宮崎編。ノジュールは他の地域にもある?

 

島根県浜田市にある石見畳ケ浦や三浦半島。

 

球状コンクリーションなら

ルーマニアやロシア領チャムプ島が有名ですが、

 

けっこう、あちこちで見られる物で、

そう珍しい物では無いそうです。

 

またいつか、ブラタモリで出てくるかもしれません。

それまで覚えていられるかな・・・

 

まとめ

今回出てきた用語は

「ノジュール」という

砂岩の中の石灰成分の塊だけでした。

 

実物だけでなく、

どこで見られるかも知ることができるのが

ブラタモリのよいところ。

 

社会科見学で地層を見に行ったことがありますが、

それよりも、ずっと分かりやすいですね^^

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