100回目のブラタモリは宮崎へ。
今回は日南海岸沿いのポピュラーなコースでしたが、
いつもどおり、はじめて聞く地形用語が出てきました^^;
鵜戸神宮の地形を構成する
「ノジュール」
800万年前、クラゲなどの生物の死骸からできた、
砂岩の中の石灰成分の塊のことだそうです。
現在では、「コンクリーション」
と呼ぶのが一般的とのことです。
ブラタモリ宮崎編。鵜戸神宮はどんなところ?
宮崎って言ったら鵜戸神宮かなー。参拝するのに階段を下りていく珍しい神社です。
断崖の洞窟に神社があって海も眺めるロケーションです。お土産はおちちあめをどーぞ。#TGE897 pic.twitter.com/LJcLk4yXWP
— Tool (@toolfortysix2) 2018年1月7日
鵜戸神宮は、神武天皇の父親が産まれた場所として、
安産祈願の信仰があります。
昭和37年、天皇皇后両陛下が
皇太子時代に参拝したことで、新婚旅行ブームに。
ピーク時は37万組の新婚カップルが訪れ、
境内の階段が擦り切れてしまうほどだったとか。
昔から、日本人は流行に敏感だったみたいです^^;
ブラタモリ宮崎編。ノジュールがあるとどうなる?
鵜戸神宮の本宮
岩?洞窟?
すごいところにあるよなぁ#ブラタモリ pic.twitter.com/f144NYn6Es
— sir-10 (@k_satochan) 2018年3月24日
ブラタモリで鵜戸神宮の本宮に入ったときのこと。
周囲は「砂岩」にも関わらず、
石灰分の強い「お乳水」があるのはなぜ?
という話題に。
実は、砂岩の中に石灰の塊(ノジュール)があって、
染み出してきているんだよ、という話でした。
鵜戸神宮の紹介の切り口として、
地質をもってくるのが
ブラタモリらしいですね。
観光案内にも書いてなさそうです^^;
ブラタモリ宮崎編。ノジュールの生成過程は?
#ブラタモリ 一番勉強したのは近江さんだった!ニュースに役立つといいな。コンクリーションの正体がクラゲだとは、、相当な大きさってことか。来週は銀閣寺。 pic.twitter.com/4fv6f0RXGa
— wildgees8 (@wildgees8) 2018年3月24日
通常の石灰石はサンゴ礁に由来しますが、
鵜戸神宮のノジュール(コンクリーション)は、
クラゲなどの生物の死骸が砂岩に埋まる
⇒中で石灰化、凝結
で出来たものなんだそうです。
化石の話でもちょくちょく出てきて、
鉄腕ダッシュで化石を掘るときにも言ってました。
ちなみに日本語だと「団塊」。
分かりやすいような、分かりにくいような?
タモリさんは実物を見て
「あ~、なんだっけ~」
といってましたが、どこで知ったんでしょう?
2年くらい前に、
「わずか数週間で化石が形成される」
という論文が出ていたので、そこかもしれません。
(従来の化石形成速度の概念を覆す! – 名古屋大学博物館)
「50代からの旅の暮らし発見マガジン」の名前が
「ノジュール」でしたが、そこだったりして(笑)
ブラタモリ宮崎編。ノジュールは他の地域にもある?
11月19日(日曜日)、名古屋大学出前授業「球状コンクリーションの不思議―化石保存のメカニズム―」を開催します。この写真のようなまん丸の岩石はどうやってできたの?講師は名古屋大学博物館の吉田英一教授です。https://t.co/brcHIlzLOi #のんほいパーク #豊橋市自然史博物館 pic.twitter.com/fYI4LMoqhj
— 豊橋総合動植物公園(豊橋のんほいパーク) (@non_hoi_park) 2017年11月10日
島根県浜田市にある石見畳ケ浦や三浦半島。
球状コンクリーションなら
ルーマニアやロシア領チャムプ島が有名ですが、
けっこう、あちこちで見られる物で、
そう珍しい物では無いそうです。
またいつか、ブラタモリで出てくるかもしれません。
それまで覚えていられるかな・・・
まとめ
今回出てきた用語は
「ノジュール」という
砂岩の中の石灰成分の塊だけでした。
実物だけでなく、
どこで見られるかも知ることができるのが
ブラタモリのよいところ。
社会科見学で地層を見に行ったことがありますが、
それよりも、ずっと分かりやすいですね^^
■こんな記事も読まれています。