ブラタモリ、鹿児島のたんたど石とは?
はじまりました!ブラタモリ! 今日は鹿児島でブラタモリっっ
「たんたど石のおかげで、明治維新の主役になれた」
といわれるほど重要な「たんたど石」。
「たんたど石」とは
「溶結凝灰岩」の鹿児島での呼び名。
北京原人の時代の火砕流堆積物 で、
その上のシラスは50万年前のもの、時代が違うとのことです。
たんたど石の名前の由来は?
バス亭「たんたど」#ブラタモリ pic.twitter.com/4Kb1BFlful
— さと (@nanohana_kus) 2018年3月17日
鹿児島市内に「たんたど」という地名があります。
「たんたど石」の由来はここからきています。
鹿児島市営バス6番線/6-2番線/22番線のバス停「たんたど」
周辺が産地なのだそう。
漢字で書くと「都曇答臓」。
ものの本によれば、水に流れる音が「たんたど」に
聴こえることから名付けられたとの説があるとのこと。
水流の音が転じて地名となったケースは全国各所に散在していて、
宮崎交通の有名なバス停「トロントロン」も同じ由来です。
鹿児島市営バスには他にも
「せばる」・「かげごし」・「びくに坂」などあるそうです。
地元でも、
「ブラタモリのおかげで知った」
という人が多いみたいもよう・・・
意外と地元のことって知らないものですね^^;
たんたど石ってどんな性質?
たんたど石。さっきすごかったね😵こんなにスパッとキレイに割れるなんて!#ブラタモリ pic.twitter.com/WfI0WMk1yx
— kirara📎🖇🖇📎🐞 (@kirakira24lv) 2018年3月17日
花崗岩はとても硬いけど、たんたど石(溶結凝灰岩)
ならタモさんでも削り出せる程度の硬さ。
タモさん、ブラタモリではじめての石割。
この番組はタモリのはじめてを続々と奪っていきますね^^
たんたど石の正体は溶結凝灰岩。
シラス層の下にあり、50万年前にできた層。
薩摩は、シラスの層の下に、
加工がしやすくて 用途が広い「たんたど石」が
あったのはラッキーでしたね^^
たんたど石はどこに使われた?
たんたど石の台の上と下#ブラタモリ #西郷どん pic.twitter.com/7jWLqEHW9g
— ガモツ (@DrGamotsu) 2018年3月17日
江戸よりも早く「台場」が出来ていた鹿児島。
台場を作っているのが「たんたど石」です。
『柱状節理』だから切り出しやすく、
カミソリの刃1枚も入らないと言われるほどの、
精巧な石組みができました。
反射炉の土台や水路の整備にも欠かせなかったそうです。
たんたど石を割るところで、
城壁なんかの石についてる跡がタガネの跡なのがよくわかった。
たんたど石なる奇跡の岩の存在と、
島津の庭の武器工場が明治の素になったとのこと。
水車で大砲に穴を掘っていたなら それ以前に、
たんたど石に穴を穿って水道管とかにしてたんじゃ?
ちなみに、南洲墓地の墓石は、ほぼ全てが、たんたど石。
西郷の墓だけ、藤山石。
同じ溶結凝灰岩でも、採掘場所によって名前が違い、
他に、小野石などがあるそうです。
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