この記事の所要時間: 341

 

逆さまでも読める文字アート

「アンビグラム」

 

一見すると

「変わった書体の文字だなー」

くらいにしか思いませんが、

 

逆さにしたり、別々の方向から見ても

ちゃんと文字になっててスゲエ!ってなりました^^

自分でも作れたりするのか、 調べてみました!

アンビグラムとは?意外と古くからあった!

 

私は、「アンビグラム研究所」

というサイトではじめて知りましたが、

発明されたのは、1970年代。

 

有名になったのは2000年で、

小説「天使と悪魔」で取り上げられてからだそうです。

 

日本でも、小説家の西尾維新さんや、

吉川晃司さんなどが

アンビグラムを使っています。

 

あらかじめ知らなければ、

逆さまから読もうなんて思いませんね^^;

 

知る人ぞ知る、という感じでしょうか。

 

アンビグラムはどんな種類がある?逆さま以外から読めるものも

 

アンビグラムには、

逆さまから読めるものも含めて、

9種類に分類されています。

 

  1. Rotational (回転しても読める)
  2. Mirror (鏡文字)
  3. Figure-ground (背景部分が読める)
  4. Chain (鎖の形で繰り返し繋がっている)
  5. Space-filling (平面に敷き詰め)
  6. Fractal (自己相似)
  7. 3-dimensional (角度を変えると異なるデザインになる)
  8. Perceptual shift (線の解釈で異なる文字に読める)
  9. Natural (自然な状態でのシンメトリー)

 

文字だけ見ても分かりませんね^^;

 

アンビグラム研究所に

実物がガンガン載ってます。

 

「逆立ちしても読める本」

という本でも見ることができます。

 

なお、アマゾンでは売り切れ間近でした。

 

アンビグラムを作るには?自動でも作れる?

 

アンビグラムを自動で作れるとか、

ホントに便利な世の中です。

 

キャラクターとか曲タイトルとか・・・

アンビグラムを使って駄洒落とか、夢が広がりますね^^

 

「アンビグラムを学校教材に!」

という動きもあり、

全国の中学校で採用されている教材

 

「新レタリング・ポスターの資料」(株式会社正進社)

で扱っているそうです。

 

難点は、中学校用の教材のため、

インターネット販売がなく、

「購入は学校の先生経由で」

となっていることでしょうか^^;

まとめ

逆さまだけでなく、

様々な方法で見方を変えられるアンビグラム。

 

書籍が少ないところを見ると、

まだまだ一般的ではなく、

デザインの専門技術に近いんでしょうか。

 

自動生成があるのはありがたいですね^^