ブラタモリ熱海編にて、
「熱海で温泉が湧く理由」のカギとして紹介された
「水冷破砕溶岩」
放送当時は特別な許可が必要でしたが、
最近ではツアーが企画されていて、
一般の人でも見学が可能となっています。
ブラタモリ熱海編。水冷破砕溶岩とは?
水冷破砕溶岩。 #nhk #ブラタモリ pic.twitter.com/IsabZQB2f4
— 猫又にゃぉ助@宿毛湾泊地所属提督 (@nekomata_nya) 2016年1月16日
海底で噴火が起きると、
溶岩が海水により急に冷やされ、
粉々に砕けてしまう事があります。
そうして砕けたものが
「水冷破砕溶岩」
水冷破砕溶岩がある=火山の噴火口だった
ということ。
ブラタモリでは、
熱海の温泉が火山の余熱によるもの
であることを説明していました。
熱海には30万年前「多賀火山」があり、
海底内の噴火口からのマグマが水冷破砕溶岩となり堆積。
火山活動終了後も、その余熱が残っており、
今も温泉として噴出しているということです。
とんでもないエネルギーですね^^;
ちなみに伊豆の温泉が塩辛いのも、
海水が温められたものだからだそうです。
ブラタモリ熱海編。ホテルニューアカオに水冷破砕溶岩ツアーがある?
まずは、松崎町の外部海岸で水冷破砕溶岩と、貫入岩体、隆起の説明。波打ち際だったので、波の音に説明を邪魔される。 pic.twitter.com/1DB2YQApIZ
— 冨川 友秀 (@fukawa_tomohide) 2017年2月21日
ホテルニューアカオが建つ「錦ヶ浦」は
「日本ジオパーク」に認定されています。
「ジオパーク」とは、
大地が育んだ資産や地質遺産を含む自然公園のこと。
また、ジオパーク内で地形や地層などを観察できる場所を
「ジオサイト」と呼びます。
ホテルニューアカオのツアーは、
「伊豆半島ジオガイド協会」の
東伊豆エリアになります。
宿泊者限定、日程限定ですが、
ブラタモリ熱海編のコースということで
人気も高いです。
ただし2018/4/4現在は、ホテルニューアカオの工事のため、ツアーは開催していません。
ホテルの経営上、仕方ないですが、
今年は諦めなければいけないようです(-_-;)
ブラタモリ熱海編。ホテルニューアカオ以外でも水冷破砕溶岩は見れる?
かんのん浜には、ワニの背中みたいな岩があります。これも水冷破砕溶岩。西伊豆の水冷破砕溶岩は海底火山のものなのでバリバリに割れているけど、大室山溶岩の水冷破砕溶岩は、溶岩流が海に入ったところにできるのでちょっと感じが違ってた。 pic.twitter.com/tROfgJv3f0
— 冨川 友秀 (@fukawa_tomohide) 2016年3月14日
ブラタモリでは東伊豆エリアの探索だけでしたが、
水冷破砕溶岩は西伊豆でも見れるようです。
というか、伊豆で温泉があるところなら
見れるような…^^;
「伊豆半島ジオガイド協会」のモデルコースを見ると、
溶岩とか火山が多くを占めていて、
「この辺り、火山だらけなんだな…」
と改めて実感しました^^;
1コースあたり2~4時間。
運動にもなって、健康にもよさそうですね^^
まとめ
ブラタモリ熱海編のコースそのままとは行かなくとも、
水冷破砕溶岩は、あちこちで見ることができるようです。
それにしても、「ジオガイド協会」
というものがあるんですね。
全国組織ではないようですが、
ブラタモリと相性いいんじゃないでしょうか?
伊豆ジオガイド協会の同じように、
他のジオガイド協会にも
ブラタモリツアーがあれば嬉しいですね^^
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