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山内マリコ氏が原作の小説「ここは退屈迎えに来て」

が今年の秋に映画化します。

 

地方都市を舞台にした若者3人の青春ストーリー。

「地方出身者だからこそ分かる。おもしろい!!」

と根強い人気があります。

ここは退屈迎えに来て、原作のあらすじ

原作の小説は8つの物語で構成。

 

全編に「椎名」という男の子が登場しますが、

主役は、「椎名」にかかわった人の方。

 

「椎名」は学生時代のいわゆる「イケてる男子」。

 

走るのが早い、サッカー部、ちょっと不良っぽい。

 

そして女の子のあしらいも上手く、ユーモアもある…

 

それが年を経るごとに、

「つまらない」「普通の」大人になっていってしまっていることが、

異性の目を通して描写されていきます。

 

物語は下記の8つです。タイトルもインパクトありますよね^^

  • 私たちがすごかった栄光の話
  • やがて哀しき女の子
  • 地方都市のタラ・リピンスキー
  • 君がどこにも行けないのは車持ってないから
  • アメリカ人とリセエンヌ
  • 東京、二十歳。
  • ローファー娘は体なんか売らない
  • 16歳はセックスの齢

ここは退屈迎えに来て、映画のキャストは

キャストは橋本愛さん、門脇麦さん、成田凌さんが発表されています。

 

橋本さんは10代のころから原作のファンだったそうで、

「田舎の景色や帰郷した時の思いとか、体が知ってることが多かったから地方出身(熊本県)で良かったと思いました。」
「ご縁の塊のような作品」

と語っています。

 

 

影の主役「椎名」を演じるのは成田さん。

 

「椎名」は、生まれ故郷にどっぷり浸かっている地方の若者の成れの果て、

というか到達点として描かれますが、

後半の成田さんはどうなってしまうんでしょうか…

 

みなさん、若手でも実力派の方たちなので、

見る人の胸を震わせるような映画になりそうですね^^

 

ここは退屈迎えに来て、原作の評価は?

「おもしろい!!地方出身者だからこそ分かる。」

と根強い人気があります。

 

東京出身者にはわからない、地方都市の雰囲気だけでなく、

東京へのあこがれや失望などのリアリティに、

物語にグイグイ引き込まれる評判になっています。

 

夢も希望も救いもない話ですが、

夢も希望も救いもない人に寄り添えるお話。

 

女性向け、R18文学賞ですが、

エロいわけではなく、子どもに読ませたくないかんじとの評価も。

映画館には子どもを連れて行かない方がよさそうです^^;