この記事の所要時間: 331

史実では、練兵を観覧の最中に発病し死去した斉彬。

その死因もコレラ説や暗殺説などありますが、

 

今回の西郷どんではサスペンス調に・・・

 

薩摩藩士たちは

大真面目に呪いの痕跡を探そうとしたりしていますが、

この時代の感覚は、まだまだ、科学よりも呪術の方が身近。

 

「真犯人」の側は、わざとそういうお由羅憎しの噂を煽って

自分たちの動きを見えなくしているという手の込みよう。

 

普段と違ったドラマ展開でした^^

 

 

西郷どん、斉彬に毒をもった犯人は…

西郷どん結局犯人特定せずという形にまとまったけど、

お由羅の方の最後の高笑いがめちゃくちゃ黒い!

 

ヒ素混入犯を大殿&由羅とミスリードさせながら真犯人は…

 

ラストにまさか直弼か?!と一瞬でも匂わす演出。

 

ヒー様、斉彬の人間性もしっかり描かれていましたね。

色々と、「そりゃあねーだろ笑笑…」という部分はありましたが、

ヒー様との絡みが何か好きです。

 

しかし斉興様、西郷には優しい。

かつて斉彬当主就任阻止のため、斉彬派をガンガン粛清した人とは思えません。

 

証拠もなしに犯人扱いしてきた下級藩士を無傷で帰すとか^^;

 

西郷どん、斉彬が覚悟決まりすぎ!

自分に毒を盛った犯人探しを「くだらん!」

と言い放てる島津斉彬様、覚悟決まりすぎでした。

 

国の行く末を案じ、国のために動くほど

一人の人間としては言動が

ある種の狂気を帯びてくるものなんでしょうか?

 

でもこのくらいの人じゃないと国は変えられないんだろうな…

 

ここまでくると、毒殺されることに対してある意味、

殉教者的恍惚を持っているような気もしてきます。

 

西郷に対して

「お前は他に役目があるのだから犯人捜しは別の連中に任せろ」

ではなく、

「毒殺などどうでもいい」ですからね(-_-;)

 

西郷どん、サスペンス・ドラマ調に

斉彬公暗殺未遂の首謀者は井伊直弼?

 

今回は、誰が犯人なのか、というサスペンス・ドラマ調でしたが、

歴史ドラマとしての面影が消えて、

フィクション時代劇みたいな雰囲気に。

 

でも吉之助は探偵には向いてないですね^^;

証拠もないのに犯人扱いしちゃって…

崖に追い詰める御庭番・西郷吉之助!

という展開もなかったので、きっと次回は通常に戻るでしょう^^