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2018年大河ドラマ「西郷どん」。

 

初回視聴率は

「過去ワースト2位」と

不名誉な点で話題になってしまいましたが・・・

 

BS視聴率においては、過去最高を記録!

 

「3%台で健闘、4%台で異例」

とされるBS視聴率において、

早くも5%超えを達成しています!

 

なぜ、こんなに地上波とBSで差があるのでしょうか?

西郷どん。BS視聴率は?

「西郷どん」のBS視聴率は、第1話目から高く、4.9%でした。

 

第2話では早くも5.6%をマークし、

「真田丸」の頃を大幅に上回っています。

(真田丸では5%を超えたのは16話目)

 

西郷どん。BSで視聴するメリットは?

BS放送は地上波放送より2時間早く放送されます。

2016年の大河ドラマ「真田丸」のときも、この点は好評でした。

 

日曜日の午後6時~7時の裏番組はニュース系が多いので、

この点も有利に働いているのかもしれません。

 

BSを取り巻く環境の変化にも原因が?

BS視聴のメリットだけでなく、

BS自体の普及率が上がってきたことにも

原因として考えられます。

 

BSの視聴率調査が始まったのが2015年4月。

BS視聴可能世帯が増えるのに合わせて開始した形です。

 

総務庁の「BSデジタル放送視聴可能世帯の推移」のデータによると

5年ほど前から横這いの安定期に入っています。

 

 

加えて、NHKの衛星契約は右肩上がり。

 

BSの視聴率調査が始まったころは、「地上波離れ」を心配する声が

多かったですが、ある意味で現実になってきたということでしょうか。

 

今回の「西郷どん」の初回視聴率は、

地上波のデータをもとに過去ワースト2位といっていますが、

視聴する形式が多様化する昨今、妥当な評価ではなさそうです。

 

ちなみに、一昨年10月からは「総合視聴率」という

録画視聴率も加えた新しい指標が始まっています。

今後は、この指標の方で比べることになりそうです。

 

大河ドラマと視聴率比較。

毎年気になるところですが、数字が増えて混乱しそうですね^^

 

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