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人体解明ヒストリー、ダ・ヴィンチのすごさがわかる!

 

「タモリ×山中伸弥 驚き!人体解明ヒストリー」

で紹介されていた国立科学博物館の特別展「人体」。

 

多才なことで知られるダ・ヴィンチですが、

趣味で解剖図も描いたそうです。

 

宗教的な制約も多かった時代。

 

ダ・ヴィンチのエピソードが満載でした。

 

タモリさん、山中伸弥さんに加えて

久保田アナも登場し、

ブラタモリを思い出させました^^

 

人体解明ヒストリー、現代にも残るダ・ヴィンチの解剖図スケッチ

人体の内部がわかるようになってから、まだ500年。

 

技術の進歩と、それに伴う発見・理解のスピードは目覚ましいですね。

 

ダ・ヴィンチは趣味で解剖図を書きましたが、

それは医学書とは認められず、

ヴェサリウスが描いたモノが医学書として認められたそうです。

 


趣味でここまで書くのは凄いですね^^;

 

それにしても、15世紀のダ・ヴィンチ先生が

こんなに細かいスケッチを描いてるのに

18世紀のジョン・ハンターまで医学が進化してなかったとか。

 

暗黒時代的な闇の深さを感じさせます…。

 

 

人体解明ヒストリー、ダ・ヴィンチはどうやって解剖図を描いた?

 

ルネサンス以前は

「美術解剖学」

というのは無かったそうです。

 

なので、ダ・ヴィンチは自分で解剖を行い

解剖図を作成しました。

 

宗教的(モラル的)なタブーもあったでしょうに、

最初に手をつけたわけですから、

世間一般から見れば異端ですよね^^;

 

なお、同時期の画家、ミケランジェロも、

自分で解剖を行ったといわれています。

医者ではなく、科学者・研究者として、

リアルを追求していた結果、

 

ついには、

「聖書と現物の人体の構造が違う!」

とまで指摘してしまうダ・ヴィンチ^^;

 

よく無事だったなこの人・・・

 

人体解明ヒストリー、ダ・ヴィンチの頃の時代背景は?

 

ダ・ヴィンチの生きた時代は、

イタリアでルネサンスが栄えていた頃。

 

人間を学問の中心にすえて、

ギリシア・ローマの古典文化と

キリスト教を折衷しようという時期です。

 

ダ・ヴィンチなど、科学的にものを見る側と

宗教的にものを見る側が混在していた時期でもあります。

 

まさに、宗教vs科学 の社会!

 

ダ・ヴィンチの時代が、

地動説で裁判になったガリレオ・ガリレイよりも

100年も前ということを考えると、

 

ホントによく無事だったな、この人^^;

 

キリスト教の教え(聖書)に反する事を言おうものなら、

異端扱いされて悲惨な目にあう時代。

 

ダ・ヴィンチは生前は解剖図を公表せず、

投獄もされていないことから、

上手く社会に溶け込んでいたようです。

 

 

ただ才能があるだけでなく、

処世術にも長けている・・・

 

最強すぎません?