「一度入ったら出られない」
「樹海では方位磁石が役に立たない」
など、恐ろしいイメージの富士の樹海。
ブラタモリで富士の樹海に行くと聞いたときは、
「そんな秘境に行って大丈夫か?」
と思いましたが、
どうやら知識が古かったようです^^;
現在では地図もあり、
ガイドツアーまであるので、
うかつに足を踏み入れなければ
大丈夫とのことです。
富士の樹海で「方位磁石が狂う」はウソ?
ブラタモリ「#51 樹海の神秘」[解][字][再](NHK総合1・神戸) 録画終了 2016/10/26 01:00~01:45 Drops:0 Scrambles:0 https://t.co/f1WUujfIpi
— TVREC#1 (@5kr) 2016年10月25日
富士の樹海では、足を踏み入れた途端、
方位磁石がクルクル回って役に立たなくなる…
そんなイメージがありましたが、これはウソでした^^;
そもそも方位磁石が狂うのは、
「磁鉄鉱」という磁力を帯びた石による影響。
方位磁石を狂わせるほど磁気の強い石は
樹海の中でもごくわずかで、
ブラタモリスタッフもかなり探し回ったそうです。
おまけに、石に近づかないと影響がなく
タモリさんも
「方位磁石を使うときに地面にはおかないよね」
とツッコんでいました。
噂に尾ひれが付きまくってたんですね。
映画とか漫画の影響でしょうか^^;
富士の樹海で「方角が分からなくなる」はホント!
青木ヶ原樹海
ブラタモリでやってたとおり、溶岩のゴツゴツゴロゴロした地形だー pic.twitter.com/UDw4ZfPst3
— くまコン (@kumacon) 2017年1月28日
- 木々が密集していること
- 傾斜がほとんどないこと
この2つの理由から、
富士の樹海では、方角が分からなくなるそうです。
太陽の方向も分からないし、
傾斜を上っているのか、
下っているのかもわからない…
地表はでこぼこ、道ははっきりしない。
方位磁石だけでは太刀打ちできず、
昔の樹海調査は、ホントに危険だったということでした。
看板を見る限りでは、
人生に悩んでいる人が
訪れるのもホントみたいですね(-_-;)
ブラタモリおなじみ、「赤色立体地図」で樹海調査も安全に?
二週連続のブラタモリ、青木ヶ原樹海。番組で用いられている赤色立体地図は技術評論社から刊行されている『日本の凸凹』でも観ることができます(表紙は旧版) #ブラタモリ #nhk pic.twitter.com/GCs7bwA2Wl
— highland feet (@highland_feet) 2016年10月22日
平成12年、富士山のハザードマップ作成のために
発明されたという「赤色立体地図」。
航空レーザー測量で
1メートル間隔の
等高線地図ができるそうです。
富士の樹海の赤色立体地図を見ると、
たしかに高低差がない^^;
木々に覆われていたら、
たしかに方角を見失いそうですね。
富士の樹海のガイドツアー
#ブラタモリ で富士の樹海やってましたね。去年行った樹海ツアーを思い出しました。コレ↓溶岩
西湖のコウモリ穴からのツアーは予約なし500円でした(^_^)https://t.co/xRFQEqJ7ku pic.twitter.com/TDIqb5dTkk
— sakita(花とおでかけ) (@sakita77) 2016年10月15日
定時ガイドツアーや予約ガイドツアーなら
1時間あたり500円。
ブラタモリで廻った
富岳風穴、樹海・洞窟探検では
1万円前後でガイドツアーがあります。
富士の樹海は特有の地形や植物があって
人気のツアーになっています。
外国人の方やYoutuberの方にも
人気みたいです^^
まとめ
ひと昔前までは危険だった富士の樹海も、
技術の進歩により、
現在ではかなり安全になっているとのこと。
「方位磁石が使えない」
「入ったら出られない」
という噂が広まったのも、
うかつに人を近づけないように
脅しの意味もあったのかもしれません。
ただし、今でもウカツに足を踏み入れると
危険なのは変わりません。
行きたい場合は、
ちゃんとガイドツアーを利用しましょう^^
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